乗船者の身になって考え抜いた人に優しいボートの安全性
ボートの“安全性”はどこを見て評価すればよいのでしょうか?
使用素材と設計に万全を尽くしているかどうかは当然のこと。これに加えジョイクラフトは乗船者の負担軽減を重視。面倒な作業で疲れていては、ボートで安全に楽しめるわけがありません。
機能的で疲れないジョイクラフトのボートは、最高の安全性と楽しさを提供しています。
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沖に出たら・・・
- 1+1の気室とフラッグ 全ては安全のため
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スポーツボートは4気室、ローボートも3気室にグレードアップ。
さらに波のなかでもよく目立つ、国交省推進の安全フラッグを用意し、多くのモデルで標準装備に。
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水上では・・・
- 2エアフロア&大浮力の船尾でよく走る
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ジョイクラフトの高圧エアフロアは浮力のあるボートの背骨。
エンジンを載せても沈み込まない大きなスターンとの相乗効果で速く、安定した走航を実現。
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走行中は・・・
- 3剛性に富み、走行中も歪まない
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ジョイクラフトの頑強なボートクロスは、水上では頼もしく剛性に富みます。
イラストのように対角に座っても、歪んでねじれることはありません。
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水際では・・・
- 4超高圧電動ポンプでサクッと充気
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ほとんどすべてのスポーツボートに超高圧電動ポンプを標準装備したのはジョイクラフトが初。
出航前にへとへとという問題を解決しました。
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陸上では・・・
- 5ランチングホイールで快適運搬
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ランチングホイールなら、ボートを一人で簡単に運搬可能。
トランサム付きボートにはランチングホイール取り付け用の穴を標準装備。
増えた気室&安全フラッグ
2016年から、ほとんどのスポーツモデルを4気室以上(エアフロア含む)、ローボートは3気室以上(板底艇を除く)と気室数を増やしました。万一、事故で気室がつぶれても原形に近く船型を保てるので、怖い思いをすることはありません。また沖合では、小型ボートは波間に隠れてしまいがち。大型の船からは視認されづらく危険です。当社はよく目立つ赤いロゴ入りフラッグを、多くのモデルに標準装備しています。カーボン製のポールは軽量で強く、伸縮式で収納時もかさばりません。
標準装備の腰掛板にはフラッグ用の穴が設けられ、船内チューブに付けられたアイにポールを通すと、ご覧のように しっかり保持できます。 (※一部商品を除く)
カーボン製のフラッグポールは振り出し式で最長2.7mまで延びる3段階伸縮式です。フラッグを外せばよりコンパクトに収納可能。持ち運ぶ際にも非常に便利です。
プラス1の安全
2016年モデルから、ほとんどのスポーツモデルの気室数を4気室以上にしました(ローボートは3気室以上イラストの番号は気室数を示します)
エアフロア&大浮力のスターン
水圧で変形するような剛性の低いボートは、うまく走れず乗り心地もよくありません。ジョイクラフトの高圧エアフロアは、低伸度ポリエステルを用いたリジットフレックスと最高級品のスーパーリジットフレックス(国内メーカーでは当社のみ:2015年12月現在)を採用。充気すると非常に硬くなり船体剛性を上げ、素晴らしい乗り心地を生み出します。また、走航性には船尾の形も重要。当社はこの部分に大きな浮力を与えるため、様々に工夫。エンジンを載せても船尾が沈み込まず、安定した走りを実現します。当社モデルの船尾形状はオリジナルであり、とくにオレンジペコ、レッドキャップ、ワンダーマグについては意匠登録され権利が守られています。
スーパーリジッドフレックスのエアフロアを前後離れた台の上に置き、中央に大人が乗っても容易には曲がりません。この高剛性が素晴らしい乗り心地につながります。
ジョイクラフトのスターン
船尾に浮力を与え、同時に船内面積を拡げるユニークな当社のデザイン。
ジョイクラフトのボートクロス
強さを求められるインフレータブルボートの素材。ジョイクラフトは多くのスポーツボートに、太くて強く伸びにくい1,100デシテックスのポリエステル繊維を縦横1インチあたり26本×28本(一般的には23本×23本)という高密度で織った強靱なボートクロスを用いています。さらにモデルによっては強さは保持したまま、扱いやすく軽量なボートクロスを採用。引き裂き強度を増し、ボートのねじれを防ぐ、他社にない処理を施した素材です。適材適所に最高のクロスを使用し、使い勝手と高剛性を両立しています。
同じ1,100デシテックスの素材でも繊維の密度により剛性は大きく変わります
超高圧電動ポンプBTP-12
フットポンプで懸命に充気するのと、スマートに電動ポンプを使うのとでは体力の消耗度合いに大きな差が。ボーティングは余裕を持って楽しみたいものです(ボート遊びの際は万一に備えフットポンプも必ずご用意ください)。
インフレータブルボートといえば、フットポンプでした。しかしながら、ボートを人力で膨らますのは骨が折れます。この問題を解決するのが超高圧電動ポンプです。ジョイクラフトは2000年にイタリアのメーカーの開発改良に参画し、業界で初めて、スポーツモデルへの標準装備を開始。ボート遊びのスタイルが変わった、といわれる革命的な出来事でした。BTP -12なら3mクラスのボートであれば、規定圧まで約10分もあればOK。さらに事前設定した必要圧まで充気すると自動的にストップするという親切設計です。
オレンジペコ以上のクラスのボートに標準装備され るBTP-12。高低圧切替式で高圧エアフロアにも余裕で対応。一度使うと手放せない便利さです
オートマチックランチングホイール
車からボートを降ろしたら目の前が海──というのは理想ですが、現実はそれほど甘くありません。大抵、駐車場からビーチなどのアクセスポイントまで人力で運ぶことになりますが、軽量のインレータブルボートでも、これはなかなか大変な作業です。ジョイクラフトのランチングホイールは、だれでも簡単に装着可能。ボートのリフティングハンドルも力学的に最適な位置に付けられているので、エンジン付きのボートを女性一人で簡単かつ安全に運搬できます。さらにボートをそのまま水に浮かべても、ホイールをワンタッチで跳ね上げて固定できるので、邪魔になりません。世界的に見ても、もっとも簡単で便利。当社のシステムに勝るものはないと自負しています。
ジョイクラフトのランチングホイールは、女性一人でもエンジン付きボートを楽に安全に運搬可能。水に浮かべる前に疲 れ果てることもありません。
水に浮かべるときはホイールを斜め上に跳ね上げて固定。エンジンに干渉することもなく見た目もスマートです。
ラインチングホイールを取り付けるための穴は、あらかじめ標準でトランサムボードに設定しています。
左がジョイクラフトの商品構成。右の他社製に比べ、シンプル構造なので作動は圧倒的に簡単、パーツ類も紛失しにくい仕様です。