船底塗装の塗り方
船底塗装で効果を発揮するためには、正しい塗り方で作業を行わなければなりません。船底塗料の正しい塗り方とは、どういった手順なのかを確認していきましょう。
汚れをしっかり落として乾燥させる
まずは船底をしっかりと水で洗います。その際は、海水は使用してはいけません。何故かというと、船体に塩分が残るとそこに水分が集まり塗膜剥離の原因になります。塩分が含まれる海水を使用することは、おすすめしません。他にも、船体を洗う際には、フジツボの皿や古い塗膜はしっかりと落としましょう。
フジツボの皿が残っていると塗装してもデコボコになり船の速度が落ちるばかりか、デコボコ部分をきっかけにフジツボが付着してしまう原因になります。フジツボの皿はできる限り落としてください。古い塗膜は密着性が弱くなっているので、その上から塗装を行っても下の塗膜が剥がれてしまい、塗装をしても意味をなさなくなります。古い塗膜も可能な限り落としてください。
ただし、全て塗膜を落とすのには物凄く手間がかかります。落とせる塗膜は落としますが、本格的に塗膜を落とす周期としては5年に一度くらいで大丈夫です。しっかり洗い終わった後は、十分に船体を乾燥させてください。乾燥が不十分だと、塗膜と船体の間に空気の膜ができて剥離の原因になります。
塗膜はなるべく厚くする
船底塗料はほとんどが自己研磨型の塗料なので、塗膜がしっかりと厚みのある状態でないと、防汚性能は発揮されません。また、厚く塗ればそれだけ長持ちします。シンナーなどで薄めすぎずに、しっかりと厚めに塗料を塗りましょう。
塗装の乾燥もしっかりと行う
塗装後はしっかりと乾燥させましょう。乾燥が不十分だと、これも剥離の原因になります。塗装は表面が乾燥しているように見えても、中はまだ乾燥しきっていません。この状態で水に浮かべてしまうと、水ぶくれを起こして剥離の原因になってしまいます。理想的には24時間、最低でも5時間以上時間を空けることをおすすめします。
船底塗装をしっかりと行うことにより、船の寿命も延びます。船底の状態を確認しながら塗装を行いましょう。オンズマリネットでは、ヤマハや中国塗料、インターナショナルからNKM、まで様々な種類の船底塗料を通販にて取り扱っております。また、船低塗料は天候により施工日が限定されるので、注文先選びも重要です。当店は、危険物保管可能な塗料倉庫で在庫しておりますので、即日配送可能でご注文頂けます。
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