国際ＶＨＦ無線機

国際VHF無線機とは

主に大型のコンテナ船、タンカー、客船等の船舶が航行の安全、入港、出港の連絡、遭難通信に使用する無線で、周波数VHF156MHz帯のFM方式であり、据置型で出力25W、ハンディタイプで出力１～５Wになります。
メインチャンネル（救難通信）があり、16CHを使用しています。メインチャンネルで相手の船を呼び出し、船同士では6CHに移って交信する事が多いです。マリンバンドや船舶無線とも呼ばれます。

この国際VHFは一般の船舶だけでなく、海上保安庁、自衛艦、消防艇、警察艇等の行政機関の船舶も使用し、航行を安全に保っています。

この国際VHFを使用するには、総合無線通信士、海上特殊無線技士、海上無線通信士等の資格が必要となります。

この国際VHFと同じように使われて主に小型船舶が使用する無線にマリンVHFがあり。77CHがメインとなっています。